ハードディスクドライブの容量は、一昔前は8Gディスク、数年前は40G,80Gと増え続け
今では、イデアールサーバーにも標準仕様で1TB×2の2000GBも乗せて販売するようになりました。

サーバーとして利用する場合に気になるのが速度です。
サーバーは常時読み出しと書き込みが必要であり
素人判断では同じ7200RPMのハードディスクなら1TBは500GBの2倍時間が掛かるものと勘違いされがちです。
私自身も容量が増えれば速度が落ちると当初は誤解してました。

特にWebサーバーとして利用する時にハードディスクの容量で表示時間に差が出るのでは?
動画配信で差がでるのでは?
重たいファイル転送では?
色々と疑問もあると思います。

実際にハードディスクの中身は、昔の1層→現在は2層、3層の構造になってます。
1TBのハードディスクなら333GBのディスクを3枚積んで1つのハードに収まります。
単純に言い換えれば、1層式の333GBのハードディスクと物理的に同じだと言う事です。

それでもディスクの回転数が同じなら容量が少ない方が速いのでは?
と言う疑問は残ります。
ハードディスクの回転数はあまり進化してませんが、容量と速度は凄い進化を遂げてます。
なぜ同じ回転数なのに速いのか?

それは、処理チップの高性能化に理由があります。
ディスクヘッドが磁気信号を本来のデジタルデーターに戻したり、その逆工程を担うのが処理チップの役目ですが
処理チップのコアを2つ搭載したモデルも登場するほどの進化を遂げており
現在の高速、安定、大容量のハードディスクが実現されたのです。

気になる速度は?
現在の高性能1TB(7200rpm)モデルの速度は
順次書き込み100MB/秒
ランダム読み出し40MB/秒
ランダム書き込み60MB/秒
くらいの性能はあるようですが
インターフェイスの速度が下回ればリミットは下がり
SATAⅡモデルなら最高300Mbpsになります。

自社サーバーで100Mbpsの光回線を利用してる場合
仮に理論値の最大速度が出たとしても12.5MB/秒なので
外部からアクセスする場合
ハードディスクの読み出し速度よりも通信速度の方に問題が出てくることになります。

ファイルサーバーとして内部ネットワーク(ギガbit接続)する場合はHDDの速度が負けることになりますが
単独通信なら損失もありますが300Mbpsに近い速度は出すことも可能で
クライアント機のSATAⅡHDDに保存するのと比べても極端に遅いと言うこともないように思います。

要するに1TBや2TBのハードディスクでWebサーバー運用しても
問題の無い速度を維持できることになります。

実際に以前使ってた当時の最強スペックで作ったサーバー(HDD 40GB)よりも
現在のイデアール主力パッケージモデル(HDD 1000GB)の方が、速度・電力消費・容量等の全ての性能で遥かに上回ってます。
但し、耐久性等の問題は考慮する必要があり
当社ではWebサーバーとしてハードに利用される場合は
500GB,250GBのHDDをお勧めする場合もあります。

速度を優先したいのであればSSD(フラッシュドライブ)を使う選択肢もあります。